数日前、隣のご主人が亡くなりました。
奥さんと息子さんが揃って挨拶にお越しくださいました。
こんな時も、親の死に目とは違う喪失感があるものですね。
別れに共通なのは、「あれはもう聞けない」「わからないままで終わった」という思いではないでしょうか?
ところが、直接会話はできなくとも、残された写真や文章、映像他で、その答えが得られたりすることがあります。
それは悲しみを昇華したり、寂しさをいやしてくれるとともに、引っかかっていた胸のつかえを取り除いてくれたりします。
「こんなことを考えていたんだ」「こんなことを大事にしていたんだ」「そうそう、これが好きだった」「これが言いたかったんだ」
古い写真や50年前の家計簿、日記など、たくさんのヒントの宝庫です。
ちょうど年末の大掃除を機に、取り出してごらんになった方も、きっとおられるでしょう。
そんな機会も大事にされると、自分の人生に前向きな発見がありそうです。
どうぞ、良いお年をお迎えください!