お葬式・法事の意味(6)【儀式の本質を問い直そう】

お葬式・法事の意味(6)【儀式の本質を問い直そう】

2017年の事ですが、1月8日に全国各地で成人式が行われました。毎年、荒れた成人式が話題となる中、兵庫県の加西市では、例年行ってきた式典の開催を取りやめたのです。

▼荒れるならやめてしまえ

2016年の12月23日の「神戸新聞NEXT」の記事によると、2016年の成人式で式典が荒れた加西市では、2017年の成人式の開催を含め検討を重ねてきました。インターネット上で市民にアンケートを行ったところ「成人式を必要」と答えたのは6割。

一方、「友達との再会や同窓会の場があればよい」と思う人が約7割】に上ったとの声を報じ、2017年の成人式では式典の開催を取りやめ、新成人が立食形式で歓談を行う「新成人の集い」に変更することを伝えていました。

前述した通り、成人式の儀式(式典)は、目にみえない抽象的な「成人」という内容を、式典を通して明らかにし、当人達に「成人」を自覚させるケジメの場なのです。

▼大人への自覚はどこへ

ここに「儀式」の本質があります。だからこそ式典参加者にとっては「大人になったことを自覚」する意味において、式典こそが最も大切に扱われるべき位置づけになければならないのです。

しかし、加西市では成人式の式典を取りやめてしまいました。参加者は「大人になったことを自覚する形式」が開催されなかったのですから、自覚の問題として未成年から成人への区切りが難しかったことでしょう。

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