お葬式・法事の意味(4)【お葬式に宗教が関係している理由】
💡 お葬式と宗教 日本では、多くのお葬式に仏教が関係しています。その理由の一つが、江戸時代にあった寺受け制度が関係しているようです。 寺受け制度とは、江戸幕府がキリスト教を排除しようとして、お寺に国民を所属させ、戸籍管理を任せました。お寺に所属させることで、キリスト教が入る余地をなくしたわけです。…
お葬式・法事の意味(3)【お葬式を営む意味】
お葬式も儀式の一つです。そもそも「儀式」とは正式名称は「儀式典礼」と言います。それを略して「儀式」と言ったり「儀礼」と言ったりします。「儀式」でも「儀礼」でも、共通して「儀」という文字があります。実は「儀」という言葉が持っている意味が大切です。 💡 「儀」という言葉の持つ意味 ルーテル学院名誉教授…
お葬式・法事の意味(2)【お葬式はやった方が良いの? お葬式はやらなくてもいいの?】
家族が亡くなってしまったんだけど、どうしたらいいのだろう!? そういえば、故人は「自分が死んだら葬式は不要だ」と言っていたな。お葬式はやらないでいいのだろうか? でもやった方が良さそうに思うけど・・・どうしたら良いのだろう。 突然、このような境遇になってしまうと、どうしていいのかわからなくなってしま…
お葬式・法事の意味(1)【儀式を軽んじる現代社会の危うい傾向】
こんにちは。お葬式・法事の意味というのは、私たちにとって重要なテーマなのですが、これが近年どうしても風化しがちで、わたしたち自身でも考え、世に問い広めていきたいと思っています。 今回西照寺住職よりこのテーマで寄稿をちょうだいし、8回連続シリーズでお届けします! 💡 儀式が軽んじられる時代 残念なが…
前に進むために別れを
「最期の時は、だれにも迷惑かけたくない」 「お葬式に行かなければ、ずっと自分の中に生きている」 そんな思い、それは良くわかります。 しかし、亡くなったことは変わりようがないのもまた事実。 そのお別れをしないことで、寂しい思いばかりが残り続けることがあります。 周囲から親しい人、大事な人が減ってゆくの…