すぐにわかる「喪主は何をするか」
過去喪主を務めた経験で申し上げられるのは、喪主は、色々動いたりするのは周りもやってくれますし、表に出ての挨拶や気遣い、取り仕切ることよりも、短時間に連続して「決断」を下すことのストレスの方が、大きいように感じます。 ではその仕事の流れを見てみましょう。 1.葬儀の事前準備と事前相談 💡 葬儀社に問…
ご遺体を大事にしてきた日本人
36年前に群馬県で起きた旅客機墜落事故は世界的に有名ですが、夏の暑いさなかの事故発生から、秋風が立つまでの3か月以上かけて、ご遺体確認の作業が続けられたことはあまり知られていません。 医師団、関係者、地元の方、ご遺族、そして航空会社が一団となって、大変な熱意のなかで「誰のご遺体なのか」の確認が献身的…
最後のお別れへの想い。
コロナウイルスの繁殖以来、最後お別れに対するタブー視のような感覚が、ますます強まっているように思います。 最後のお別れができなかったと悲しむ人の声が報道される傍ら、「それでもいいのかな?」という風潮が大きくなってしまうことを危惧するのです。 死はタブーなどであってはならないと思います。 最期のお顔を…
故人の事績をたどる意味
数日前、隣のご主人が亡くなりました。 奥さんと息子さんが揃って挨拶にお越しくださいました。 こんな時も、親の死に目とは違う喪失感があるものですね。 別れに共通なのは、「あれはもう聞けない」「わからないままで終わった」という思いではないでしょうか? ところが、直接会話はできなくとも、残された写真や文章…
亡くなってからひと段落までの流れ
ここでは、ご逝去からご葬儀当日までの流れをご説明します。動揺と悲しみの中で、これだけのことを決断し、こなさなければならない喪主の方は大変です。 お葬式当日までの日程・スケジュール ご逝去からご葬儀までどのような流れでどうやって進んでいくのか、一体何をすればいいのかわからない方がほとんどです。大切な人…
先の準備で生まれる余裕
余裕とは準備から生まれるもの 仕事でも遊びでも、事前の段取りのあるないで、出来や楽しさは随分違いが出ますよね? 準備が済んでいるスムーズさもあるでしょうか、いざかかった時の余裕の違いがその差を生むように思います。 ご葬儀も同じ ご葬儀はかなり大変な準備や、当日の目まぐるしい行動を余儀な…
こんなにも寂しいなんて、最初から分かるはずがない
今日は残されるものの心境をつづります。 「目立たずにさりげなく」 「まわりに迷惑をかけないように」 というご本人の意思を尊重して、シンプルな家族のみのお別れ会にしました。 どうにか落ち着いたところで、亡くした故人に対し「もう昔の話ができない」「あの頃の事を訊ねる相手がない」という寂しさが湧き上がって…
直葬だけで終わることのデメリット
「お葬式に行かなければ、ずっと自分の中に生きている」 そんな思い、それは良くわかります。しかし、亡くなったことは変わりようがないのもまた事実です。 そのお別れをしないことで、寂しい思いばかりが残り続け、グリーフケアがうまくいかないことがあります。 周囲から親しい人、大事な人が減ってゆくのは寂しい限り…
3分で分かる喪主の仕事
過去喪主を務めた経験で申し上げられるのは、喪主は、色々動いたりするのは周りもやってくれますし、表に出ての挨拶や気遣い、取り仕切ることよりも、短時間に連続して「決断」を下すことのストレスの方が、大きいように感じます。 ではその仕事の流れを見てみましょう。 1.葬儀の事前準備と事前相談 💡 葬儀社に問…