カテゴリーアーカイブ: なぜなの?

その際の言葉は、そう多くはないですね。 「〇〇さんには大変お世話になりました。」 「恩返しもできず、誠に悔やまれてなりません」 「この度は本当にご愁傷様です」 「お疲れが出ませんように」 「なにかお手伝いできることがあればお声かけください」 何も語れない、というときもあると思います。 それはそれでよ…

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葬儀や告別式に参列できない場合は弔電でお悔みを伝える方法がありますが、弔電は葬儀や告別式の前日までに届くように送らなくてはなりません・・・。 葬儀後に訃報を知った場合は、お悔みの手紙や香典を送るようにしたり、遠方にいるなど難しい理由がない限りは、直接弔問に伺うのですが、ご遺族の都合もあるので急に自宅…

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人間も例外ではないのですが、生き物は死亡すると傷み始めるので、人も亡くなってから4時間以内に、ご遺体の冷却を開始しなければならないと言われています。 ご遺体の状態を生前に近く保つには、死亡直後から冷却をすることが大事です。特に、故人の体が大きい・体温が高い・感染症の場合は急速な冷却が必要となります。…

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いざ自分が施主となって法事を取り仕切る立場になった時、どんな意味でそれを行うのか、自信を持って言える人はあまり多くないのではないでしょうか。 これからはじめて自分が施主になるという人は、そこが大事なことに思えます。  :idea:法事=年忌法要 年忌法要は、故人の命日に行なう法要のことです。通常は僧…

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人はみな、前世からのステージを引き継いで、今生に与えられたテーマを追って生きているという説があります。 「生きている」というよりも「生かされている」感覚。 受動的のようで、謙虚で自然体のニュアンスがありますね。 そういったことを信じるかはともかく、ことに団塊世代の人は、若いころに激しい競争の中で「何…

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「死んだらそこで終わり」 「過去も未来も関係ない」 そのような考えを持つ方は常に一定数いらっしゃいます。 分かる部分もあるのですが、それではなぜ、人類の歴史上・世界中で「お墓」や「祭壇」が設けられ、人々は頭を垂れ続けているのでしょうか? 無意味なことを、迷信を、ひとはやり続けるものでしょうか? 「敬…

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「ケジメの場」が持てた遺族は、お葬式を一つの「区切りの場」「ケジメの場」と捉えることが可能となります。 しかし、儀式という形式を通じない直葬は、遺族から「区切りの場」「ケジメの場」を奪うこととなってしまいます。  💡 「ケジメ」なしの、意外に知られない事実 ですから、故人の遺言で直葬を選択してしまう…

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成人式のことと同様に、現代ではお葬式をせずに、ご遺体を棺に納め、そのまま直接火葬場に運び荼毘に付す直葬と言われるものがでてきました。 故人が生前「死んだあとまで遺族に迷惑かけたくない」との思いから「死んだら葬儀は不要」との言い残し、遺族がその思いを汲んで葬儀を営まず、直接遺体を荼毘に付すのです。  …

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2017年の事ですが、1月8日に全国各地で成人式が行われました。毎年、荒れた成人式が話題となる中、兵庫県の加西市では、例年行ってきた式典の開催を取りやめたのです。  💡 荒れるならやめてしまえ 2016年の12月23日の「神戸新聞NEXT」の記事によると、2016年の成人式で式典が荒れた加西市では、…

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 💡 いろいろな儀式 もう少し解りやすいように、他の例をあげてみます。例えば、儀式の中には、成人式もあります。 成人式は、確認しづらい抽象的な「成人」という内容を、儀式を通して明らかにし、自覚させるケジメの場となります。 他には、結婚式もそうです。「結婚」という抽象的で確認しづらい(婚姻届けなど物質…

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